平和を願ういのちの音楽会

2005年のコンサートに寄せられた言葉

命の尊さ、平和の大切さを

 今、世界では8億人もの人達が慢性的な飢餓の状況に苦しみ、そして、毎日1万8千人の子ども達が飢えや栄養不足により死亡しています。
また、親に見捨てられたり、死に別れたりして路上で生活している "ストリートチルドレン"と呼ばれる子ども達は、全世界で数千万人はいるともいわれています。
 特に、戦争による弱い者への影響は大きく、混乱の続いているイラクでも、戦争孤児となり路上生活をしているストリートチルドレンの深刻な状態が続いています。
 平和で、物に溢れた飽食の国で生活する私達にとっては、なかなか実感として理解するのは難しいことではありますが、戦後60年という節目の年でもあります今回の「平和を願ういのちの音楽会」といった活動を通じ、一人でも多くの市民の方々に命の尊さ、平和の大切さを実感していただければと思います。

  豊橋市長 早川 勝

 

平和ということば

「日本国民は」
「国権の発動たる戦争と」
「武力の行使は」
「永久にこれを放棄する」
と『日本国憲法』の第九条で、こういってるんだよ、大切にしようね。
 平和ということば、平和という文字 ─
 ずっとずっと話したり聞いたり読んだり書いたりしてきました。
敗戦から60年経つこのごろ、この大切なことが忘れられているような日常。
平和が遠いところに行ってしまいそうなこのごろ、多忙であっても、閑散であっても、第九条は生きています。
今だからこそ大切に生かしてまいりましょう。

  〈童謡と唱歌〉継承と創造 カナリヤの会 池田 謙

 

核兵器の廃絶を

 5年に1度の核拡散防止条約再検討会議が5月2日からN.Y.で開かれるのを前にして、世界から4万人の人達が集まって、核廃絶を求めてデモ行進をした。
そこで秋葉忠利・広島市長は
「人類は核兵器のない平和を願っている。少数の攻撃的人間が地球の全生命を破壊する力を持つ現在のシステムを変えなければならない」と訴えた。
核兵器保有国のエゴを許してはいけない。

  実行委員長 石田 康太郎

 

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